ルイ・アームストロング What a Wonderful Christmas
2012年 12月 20日
この曲と言えばまず思い出すのがBing Crosbyさん、そして名だたるスターに歌い継がれてきています。知ってるだけでも、Frank Sinatra、Perry Como、Elvis Presley、Andy Williams、Smokey Robinson、The Supremes、Dean Martin、Barbra Streisand(ここまで1970年以前)、The Partridge Familyとまぁ、R50世代では洋楽に詳しくなくても聞き覚えるある名前ばかり!
今回のサッチモおじさん、実はBing Crosby、Frank Sinatraと映画で共演もしています。彼等と同様、第2次世界大戦では慰問公演も行ったいるのですが、当時のアメリカって思いっきり人種差別があって、公演先では他の白人ミュージシャンとは同じホテルには泊まれず、また公演会場の入り口さえも別にされるという差別をうけた苦労人です。
そんな経験をしながらも1967年には "What a Wonderful World" (邦題:この素晴らしき世界)を発表。世界的なヒットを飛ばすのでした(一部の黒人からは、白人に寄り添ったヤツ(ゴマすり)と陰口を叩かれるようにもなったそうな)。
でも誰がなんと言おうと彼が一度ペットを吹けば、観衆はその音色に魅了されたのです!
アルバムの冒頭を飾る "Christmas In New Orleans" です
こんなタイトルの曲も "Christmas Night In Harlem" ん~、気持ちよくスイング出来そうです!
ちなみにこの「What a Wonderful Christmas」というアルバム、リリースは1953年らしい。